フロジノーネやスペインのグラナダが2024年1月の移籍市場でユベントスの CB ハイセン選手を狙っているとニコロ・スキーラ記者が投稿しています。デ・シリオ選手の回復状況次第で「6ヶ月間の期限付き移籍」は十分に起こり得るでしょう。
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ハイセン選手は2005年4月生まれの18歳。今季からユベントスのトップチームに本格帯同しているものの、出場は第9節ミラン戦での12分のみに留まっています。
LCB | CB | RCB | |
---|---|---|---|
主力 | ダニーロ、ブレメル | ||
準主力 | A・サンドロ 【24年夏, €6m】 |
ルガーニ 【24年夏, €3.5m】 |
ガッティ |
契約下 | ハイセン、デ・シリオ(※ 離脱中) | ||
貸出中 | F・ゴンサレス(サンプドリア)、デ・ヴィンテル(ジェノア) |
年明けからはコッパ・イタリアが日程に入って来るものの、ユベントスの CB 陣はハイセン選手よりも実績豊富な5選手が在籍中。また、デ・シリオ選手が前十字靭帯の断裂から間も無く復帰してくる見込みです。
デ・シリオ選手の復帰で「ハイセン選手の出場機会は減る」と予想されることから、2024年1月の移籍市場での期限付き移籍が噂される状況となっているのでしょう。
ちなみに、ハイセン選手の期限付き移籍先として噂されているクラブは以下の2つです。
- フロジノーネ(セリエA)
- ディ・フランチェスコ監督の下で 4-3-3 のポゼッション・サッカーを展開
- 第10節カリアリ戦で 0-3 から 4-3 の大逆転敗けを喫するなど上位進出には守備に不安
- グラナダ(リーガエスパニョーラ)
- ハイセンを招聘したユベントスの前スカウト部長トニョッツィが SD に就任
- グラナダは降格圏の19位に沈んでいる苦境
関心を寄せているクラブは “足元の技術を重視する1部カテゴリーに属するクラブ” ですし、出場機会が担保されているのであれば「期限付き移籍はあり」と言えるでしょう。
ポジション争いが不可避であるなら、期限付き移籍はあまり勧められません。CB としての実績のある中堅・ベテラン選手の方が『即戦力』として重宝されてしまうからです。
若手超有望株であるハイセン選手の去就は「2024/25 シーズン以降を見据えた上での判断」が重要になります。クラブと選手がどのような判断を下すのかに注目です。