ユベントスは公式サイト上で MF エンツォ・バッレネチェア選手がセリエＡ昇格組のフロジノーネに2024年6月30日まで期限付き移籍をすると発表いたしました。オプション付随に関する発表はありません。
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アルゼンチン出身のバッレネチェア選手は2001年5月生まれの22歳。2020年1月にスイスのシオンからユベントス（プリマヴェーラ）に加入した “レジスタ型の MF” です。
昨季（2022/23 シーズン）はユベントス・Ｂチームを主戦場にし、トップチームでは5試合166分に出場。セリエＡで出場した3試合はいずれも先発起用でした。
2023/24 シーズンの目標は「セリエＢ以上のカテゴリーでシーズンを通してプレーをすること」だったはずですが、セリエＡのみを戦うユベントスで出場機会を確保することは簡単ではありません。
だから、期限付き移籍が既定路線と目されていたのです。
バッレネチェア選手の新天地となったのはセリエＡ昇格組のフロジノーネ。セリエＢに降格したサンプドリアからの関心も噂されていましたが、セリエＡでの挑戦を選択する形となりました。
バッレネチェア選手への評価基準は「（今夏の移籍市場でレッチェからスポルティングに完全移籍した）ヒュルマンド選手を彷彿させるプレーを示すことができているか」です。
186cm と高さのあるバッレネチェア選手は「守備での貢献」も期待されますし、レジスタの本業である「ゲームメイク」も当然のように期待される存在だからです。
前後左右から監視される中盤でマイボールを上手く管理することができれば、バッレネチェア選手の評価は必然的に高まることでしょう。ディ・フランチェスコ監督が率いるフロジノーネで成長曲線を描いてくれることに期待です。
