移籍市場に精通するニコロ・スキーラ記者がフロジノーネが2024年1月の移籍市場でハイセン選手の獲得を試みる意向を示しているとX(旧ツイッター)に投稿しています。ユベントスでの出場機会によっては移籍成立もあり得るでしょう。
オランダ・アムステルダム出身のハイセン選手は2005年4月生まれの18歳。2022/23 シーズンの後半戦にBチームで CB のレギュラーとして出場機会を積み重ね、今季はトップチーム帯同が基本となっている有望株です。
ただ、トップチームでの出場機会は10月中旬の時点でゼロ。Bチーム(= Next Gen)で5試合450分の出場時間を記録しています。
そのハイセン選手に関心を示しているフロジノーネは今夏も「ハイセン選手の獲得」を希望するも交渉妥結には至らなかったという経緯があります。
現在のユベントスは CB 陣が野戦病院状態であり、「ハイセン選手に出場機会がどれだけ与えられるか」が移籍のバロメーターになるでしょう。
- 起用可能なユベントスの CB 陣:
- ブレメル、ガッティ、ルガーニ
- ハイセン
- 離脱中のユベントスの DF 陣:
- デ・シリオ:前十字靭帯(シーズン前半戦での復帰が目標)
- ダニーロ:左太もも(復帰時期未定)
- A・サンドロ(11月前半での復帰が目標)
この状況でハイセン選手に出場機会が巡って来ないのであれば、2024年1月の移籍市場でフロジノーネに期限付き移籍をさせるべきです。その方が選手と両クラブにとってプラスになる可能性が高いからです。
出場機会を与えることができたのであれば、「自身のパフォーマンスを省みた上で最終的な判断はハイセン選手に委ねる」で良いと思われます。
ハイセン選手がBチームの戦うセリエCで通用することは昨季後半戦で判明済みです。有望株であるハイセン選手が成長曲線を描くために必要不可欠な出場機会をユベントスが上手く提供することができるのかに注目です。