NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

ベンタンクールの負傷離脱でユベントスがトッテナムからホイビュアを借りるハードルが上がる

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、2024年1月の移籍市場でトッテナムからホイビュア選手の期限付き移籍を狙うユベントスに逆風が吹き付けているとのことです。

 トッテナムの中盤 MF 陣が負傷離脱などで手薄になってしまうことで「引き抜き」のハードルが上がってしまうことが理由です。

PR

 

 ユベントスは中盤 MF の主力選手として計算していたポグバ選手とファジョーリ選手の2人が長期出場停止処分で起用することができず、2023/24 シーズン後半戦での即戦力を必要としています。

 そこで白羽の矢が立ったのがトッテナムのホイビュア選手。

 “ロカテッリ選手の控え” としてレジスタでもプレーできることに加え、今季序盤戦はトッテナムでの序列も低かったからです。しかし、風向きが変わりました。

 

 トッテナムも「中盤 MF 陣が手薄な状況」に直面しており、2024年1月の移籍市場でホイビュア選手を期限付き移籍で放出する余裕がなくなりつつあるからです。

  1. アフリカネイションズカップに出場する選手の存在
    • ビスマ(マリ代表): プレミア11試合・889分の出場
    • サール(セネガル代表): プレミア12試合・837分の出場
  2. ベンタンクールが2024年2月頃までの離脱予想

 2024年は1月中旬からアフリカネイションズカップが開催されるため、トッテナムからは中盤 MF が2選手離脱する見込みです。そこに右足首の靭帯を損傷した疑いのあるベンタンクール選手も離脱者として加わりました。

 この状況でユベントスが希望する「買取オプションが付随した期限付き移籍」でホイビュア選手の放出をトッテナムが容認することはないでしょう。

 ホイビュア選手の後任を獲得するための軍資金を確保するためにも「完全移籍のみ容認」の姿勢を採ると予想されるからです。

 

 ユベントスが移籍金3000万ユーロをトッテナムに提示すれば、2024年1月の移籍市場でホイビュア選手を確保することはできるでしょう。ただ、費用対効果が良いとは言えないため、ホイビュア選手を獲得する可能性は実質的に潰えたと思われます。