『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、トッテナムがベンタンクール選手の獲得にも興味を示しているとのことです。ユベントスは代替選手としてザカリア選手に白羽の矢を立てており、最終日に移籍が成立する可能性があります。
ベンタンクール選手は1997年6月生まれの24歳。2017年夏にアルゼンチンのボカから加入したウルグアイ代表のボランチです。
ベンタンクール選手との現行契約は2024年夏まで。売却不可の選手ではないため、「適正額での獲得オファー」と「選手の移籍希望」があるなら移籍は成立する状況にあります。
ただ、問題となるのは「売却で得た移籍金の一部をボカに支払わなければならない条項の存在」です。安売りだけはできないため、関心を示しているトッテナムの条件次第となるでしょう。
ベンタンクール選手の移籍話が急浮上した理由は「ユベントスがザカリア選手(ボルシアMG)の獲得に本腰を入れ出したから」です。
ザカリア選手は1996年11月生まれの25歳。191cm の長身で「スイスのパトリック・ビエイラ」と称されるボール奪取力が評価されるボランチです。
ボルシアMGとの現行契約が2022年夏まであり、このタイミングで獲得の動きが確認されたことで移籍の可能性が高まっています。
移籍金は700万ユーロほどと見られており、ユベントス目線では「『ベンタンクール選手の売却益』から『ボカへの支払い分』と『ザカリア選手の移籍金』を引いて利益が残るか」が注目点と言えるでしょう。
移籍市場の最終盤で中盤 MF 陣の入れ替えが発生することになるのかに注目です。