ユベントスは公式サイト上でＢチーム（= Next Gen）に所属する DF バルビエリ選手がセリエＢのピサに期限付き移籍すると発表いたしました。ピサは公式サイト上で買取および買戻しオプションが付随していると発表いたします。
バルビエリ選手は2002年8月生まれの20歳。ノヴァーラの下部組織出身で右 SB を本職とし、ユベントスには2020年夏に加入。ユベントスのＢチームで公式戦70試合に出場しています。
2022/23 シーズンにはトップチームでのデビューを果たしており、セリエＡは3試合109分の出場時間を記録。
今季（2023/24 シーズン）は「自身が成長曲線を描くために上位カテゴリーでのさらなる出場機会」が求められる状況でした。
バルビエリ選手の新天地に決定したのはセリエＢのピサ。ユベントス・Ｂチームからはベルアット、Ｉ・トゥレ、ズェッリの3選手が加入した “所縁のあるチーム” です。
ユベントス・Ｂチームの出身選手が上位カテゴリーに挑戦するには理想的なチームと言えるでしょう。成功例を参考にしてチームへの適応を試みることができるからです。
バルビエリ選手がユベントスに残ってポジション争いを希望した場合、出場機会を得るための順番を待つ必要があったと思われます。
- ユベントスの右 WB のポジション争い
- Ｔ・ウェア vs カンビアーゾ
- 前十字靭帯断裂から復活を期すデ・シリオ
- アケ
“1000万ユーロ超の移籍金で今夏に加入したＴ・ウェア選手” と “左 SB としてセリエＡでの実績が最も豊富なカンビアーゾ選手” が『右 WB』のレギュラー争いをし、シーズン後半戦にはデ・シリオ選手が復帰する予定だからです。
したがって、セリエＢ以上のカテゴリーで「シーズンを通してコンスタントにプレーをしてチームに貢献した」という実績作りに挑む判断は間違いではないでしょう。
セリエＢの舞台でバルビエリ選手が素晴らしい成長曲線を描いてくれることに期待です。
