『スカイ・イタリア』によりますとユベントスがジェノアのカンビアーゾ選手の獲得寸前とのことです。ただ、今季はユベントスでプレーするのではなく、ボローニャに期限付き移籍することが有力視されています。
カンビアーゾ選手は2000年2月生まれの22歳。ジェノア下部組織出身のサイドバックで両足を器用に使える左 SB を主戦場にする DF です。
カンビアーゾ選手のジェノアとの現行契約は2023年夏まで。ジェノアがセリエB降格となったことから今夏での移籍が有力視される状況となっています。
『スカイ』によりますと、ユベントスが希望した「ドラグシン選手を組み込んだ交換トレード」の形で決着する流れとのこと。ユベントスのフロント陣にとっては理想的と言えるでしょう。
Jメディカルでのメディカル・チェックは週明けの現地11日(月)以降の予定と見られています。
ただ、カンビアーゾ選手が 2022/23 シーズンにユベントスのトップチームで出場するかは微妙な状況です。これはサイドバックの頭数は揃っているからです。
LSB | CB | RSB | |
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主力 | デ・リフト | ダニーロ クアドラード |
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横一線 (準主力) |
A・サンドロ ペッレグリーニ デ・シリオ |
ボヌッチ (ダニーロ) |
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控え | ルガーニ ガッティ |
デ・シリオ (デ・ヴィンテル) |
ユベントスの左サイドバックは “どんぐりの背比べ” となっており、カンビアーゾ選手が抜きん出たパフォーマンスを見せ付ける保証はありません。そのため、期限付き移籍でセリエAでの経験を積むのではないかとの見立てが出ているのです。
カンビアーゾ選手の期限付き移籍先として有力視されているのは「ヒッキー選手がブレントフォードに完全移籍したボローニャ」です。ヒッキー選手が担っていた役割をそのまま引き継げるため、可能性は十分にあるでしょう。
カンビアーゾ選手の去就がどのような決着となるのかにも注目です。