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ユベントス、オプション行使でアレックス・サンドロとの契約を延長?

 スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスが今季で現行契約が満了するアレックス・サンドロ選手との契約を延長オプションの行使によって引き延ばす見込みとのことです。意外な動きだと言えるでしょう。

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 A・サンドロ選手は1991年1月生まれの32歳。2015年夏にポルトからユベントスに加入したブラジル代表の左 SB です。

 ユベントスとの現行契約は2023年夏まで。

 契約には「2022/23 シーズンの出場試合数によって発動する1年間の延長オプション」が付随していると予想されており、『出場試合数を絞ることで延長オプションを発動させずに契約満了(≒退団)』が既定路線でした。

 

 今年1月の時点で「A・サンドロ選手の契約延長オプションは残りシーズンを週1試合の起用頻度で終えれば発動しないであろう」という状況でした。

 それが『オプション行使による契約延長』へと方針転換が行われたのです。これはクラブ側が “注文” を付けたからでしょう。

 具体的には「(剥奪処分がない状態で)4位以内に相当する勝点を獲得し、なおかつ、コッパ・イタリアとヨーロッパリーグを勝ち進んで欲しい」と二兎を追う要望がクラブから現場(のアッレグリ監督)に告げられた可能性が大です。

 トリノ・ダービー前に「クラブとアッレグリ監督が会談予定」とガゼッタ紙が報じていましたし、“その後” に「A・サンドロが契約延長へ」との今回の報道が出ました。

 「要望を満たそうとすればA・サンドロの延長オプション発動は不可避」との状況をクラブと現場の双方が理解・容認したのでしょう。だから、契約延長に前向きな報道が各メディアで一斉に報じられたのだと思われます。

 

 A・サンドロ選手は3バックの左 CB で輝きを取り戻していますし、今季の残りシーズンで国内リーグ戦とカップ戦の両方で結果を残すためにはA・サンドロ選手にもフル稼働してもらう必要があるでしょう。

 現行契約が今季で満了するA・サンドロ選手の去就が最終的にどうなるのかにも注目です。