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レガ・セリエA、2022/23 シーズン後半戦からの『半自動オフサイドシステム』の導入を発表

 レガ・セリエAは公式サイト上でカタールW杯で採用された『半自動オフサイドシステム』を 2022/23 シーズン後半戦およびスーペルコッパで導入すると発表いたしました。導入を急いだのは今季第6節での大失態が理由でしょう。

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 FIFA がカタールW杯で導入した半自動オフサイド技術は「センサー内蔵のボール」と「トラッキングデータ」を組み合わせて判定を “より速く・より正確” に行うものです。

 また、判定を下すことになった決定的なシーンは「3D アニメーション」でスタジアムのオーロラビジョンや中継映像で示される運用がカタールW杯では採られていました。

 微妙な場面がテクノロジーで明確に判定されるようになるため、導入を決定したことに対して歓迎の声が上がることでしょう。

 

 新しい技術は基本的に「シーズン開始時に導入」されるのですが、セリエAは「シーズン後半戦と同時に導入」を決定しました。これは第6節ユベントス対サレルニターナ戦での VAR の加入による誤審が原因と思われます。

 ピッチ上の判定は「ゴール」でしたが、VAR が介入して「(コーナーフラッグ近くにいたカンドレーヴァを見落として)オフサイド」と判定を覆したことでユベントスの勝ち越しゴールが取り消す大失態をしたからです。

 『半自動オフサイドシステム』は再発防止策として機能しますし、シーズン後半戦が始まる第20節の試合から導入することで公平性を保つことができます。同じ失敗を繰り返せない切実な事情が導入を前倒しにさせた要因といえるでしょう。

 

 半自動オフサイドシステムの導入でセリエAのプレースタイルに変化が生じるのかにも注目です。