イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエA第35節を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対ミラン戦を担当する主審はパオロ・バレリ(Paolo Valeri)氏です。
ラツィオ州ローマ出身のバレリ氏は1978年5月生まれの42歳。今季はセリエAで主審を11試合、VAR を20試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2017/10/28 | 2017/18 第11節 |
ミラン v ユベントス [0 - 2] |
2017/12/09 | 2017/18 第16節 |
ユベントス v インテル [0 - 0] |
2018/12/29 | 2018/19 第19節 |
ユベントス v サンプドリア [2 - 1] |
2019/10/26 | 2019/20 第9節 |
レッチェ v ユベントス [1 - 1] |
2020/07/15 | 2019/20 第33節 |
サッスオーロ v ユベントス [3 - 3] |
バレリ氏が今季のユベントス戦で主審を務めるのは初のこと。昨シーズンまでの過去3シーズンでは2勝3分と無敗ですが、昨季は格下を相手に未勝利な点が不安要素と言えるでしょう。
ちなみにバレリ氏が過去にセリエAでのユベントス対ミランを担当したのは1度だけ。2017/18 シーズン第11節での対戦で、試合はアッレグリ監督の率いるユベントスがイグアイン選手のドッピエッタでミランを下しています。
なお、バレリ氏とともに試合を担当する副審はアレッサンドロ・ジャッラティーニ(Alessandro Giallatini)氏とジョルジョ・プレッティ(Giorgio Peretti)氏。第4審判はファン・ルカ・サッキ(Juan Luca Sacchi)氏。
VAR はジャンパオロ・カルバレーゼ(Gianpaolo Calvarese)氏、副 VAR はジャコモ・パガネッシ(Giacomo Paganessi)氏が担当すると発表されています。
カルバレーゼ氏が VAR を担当するのは今季14試合目。第30節ベネベント対サッスオーロ戦以来の担当となります。シーズン前半戦に PK 絡みで物議を醸す判定に関わっているため、判定面に関しては若干の不安があると言わざるを得ないでしょう。
ユベントスとミランの双方にとって、第35節での直接対決はチャンピオンズリーグ出場権の行方を占う上で非常に重要な試合となります。1週間の準備期間がありましたので第36節以降も見据えた準備ができているかが問われることになるでしょう。
ピルロ監督が監督としての手腕を見せることができるのかに注目です。