ユベントス、バイエルンやバルサが獲得を狙うプリマヴェーラのハイセンとの契約延長を急ぐ模様

『スカイ・イタリア』のファブリツィオ・ロマーノ記者によりますと、バイエルンやバルセロナがユベントスのプリマヴェーラに所属するハイセン選手の獲得を狙っているとのことです。

その動きを受けたユベントスは「2024年までの現行契約の延長」に向けた動きを本格化させたとのことであり、状況を見守る必要があるでしょう。

ハイセン選手は2005年4月生まれの17歳。オランダ・アムステルダム生まれでスペイン・マラガの下部組織から2021年夏にユベントスが争奪戦を制する形で獲得した CB です。

ユベントスとの契約は（年齢の関係で）2024年夏まで。

来夏には「現行契約が残り1年」となることなら、2021年夏にユベントスとともに争奪戦を展開したバイエルンやバルセロナなどのクラブがハイセン選手の獲得に向けて再び動き出したという状況です。

現在のハイセン選手は「モンテーロ監督が率いるプリマヴェーラ（= U-19）で左 CB のレギュラー」としてプレー。22日に行われたリエカとの親善試合では「3バックの左 CB」として先発出場をしています。

190cm 超の身長はトップチームの DF 陣と比較しても引けを取らない高さですが、『線の細さ』は懸念点となります。

したがって、スカルヴィーニ選手（アタランタ）のような体格にまで仕上げる必要があると思われます。

ユベントスとの契約延長が合意に至るかは「ユベントスがハイセン選手にどのような成長曲線を期待するか次第」でしょう。

来季のトップチームやＢチームは CB 陣に「空き」が生じるため、「ハイセン選手に『予約席』を手渡すことができるか」が鍵になるはずです。