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ユベントス、残留を希望するルガーニと減給を前提にした契約延長交渉に臨む?

 ニコロ・スキーラ記者によりますと、2024年夏で現行契約が満了するルガーニ選手が残留を希望して「減給に応じた契約延長」もあり得るとのことです。交渉が妥結するかは減給の額次第となるでしょう。

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 ルガーニ選手は1994年7月生まれの29歳。エンポリの下部組織出身で共同保有を経た2015年夏からユベントスに在籍している CB です。

 ユベントスとの現行契約は2024年夏まで。推定年俸が350万ユーロと控え CB に対して支払う額としては明らかに超過しているため、現状では「契約満了での退団」が既定路線となっています。

 

 ただ、ルガーニ選手が希望する「ユベントス残留」は可能性があることも事実です。

  1. イタリアでは CB の選手寿命が比較的長い
  2. 主力のブラジル人 DF 陣に “一抹の不安” がある
    • ブレメル: クラブが抗えない移籍金での引き抜き
    • ダニーロ: 加齢による出場時間の管理は不可避
    • A・サンドロ: 現行契約が残り1年
  3. ガッティやハイセンなど若手有望株の成長や貢献度を見通すのは困難

 “2024/25 シーズン以降のユベントス CB 陣の保険” としてルガーニ選手が評価される余地は大いに存在します。だから、「減給との引き換えでの契約延長」が選択肢になり得るのです。

 ルガーニ選手が『ペリン選手やデ・シリオ選手と同水準の年俸(= 200万ユーロ弱)』で納得するのであれば、ユベントスは2026年までの契約延長をすべきでしょう。

 年俸水準の規律を取り戻すためには「下限以上かつ上限以内の年俸額」で合意する必要があるからです。

 

 流動的とも言える状況にあるルガーニ選手の去就がどのような結末となるのかに注目です。