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【移籍のウワサ】 ユベントス、来夏にフリーでの獲得が可能となるボルシアMGのベンセバイニにも関心?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスが来夏にボルシアMGとの現行契約が満了するラミ・ベンセバイニ選手の獲得に興味を示しているとのことです。ユベントスの経営状況が示された動きと言えるでしょう。

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 ベンセバイニ選手は1995年4月生まれの27歳。ユース時代はアルジェリアで過ごし、2019年夏にフランスのスタッド・ランスからボルシアMGに加入した左 SB を本職とする DF です。

 ボルシアMGとの現行契約は2023年夏まで。契約延長交渉が進んでいないことから「2023年1月の移籍市場での退団」も視野に入った動きが報じられることとなっています。

 

 ユベントスがベンセバイニ選手に興味を示しているのは以下の3点が主な理由でしょう。

  • 移籍金が安価
  • 4バックの左 SB がメインだが、3バックの左 CB も担当可能
  • 身長が 187cm と高さがある

 大赤字を計上し続けているユベントスは多額の移籍金を投じることが困難な経営状況にあります。そのため、獲得候補は必然的に限定されます。

 ベンセバイニ選手の名前が出たのは「移籍金が安価」で「身長もある」からでしょう。

 ユベントスが現時点で保有権を持つA・サンドロ、デ・シリオ、ペッレグリーニ、カンビアーゾの4選手はいずれも公称 180cm ほどで「空中戦を挑まれると苦戦するタイプ」です。

 したがって、3バックの一角を任せられる高さを持つ “左利きの DF” は補強候補となっていても不思議ではないのです。

 

 ただ、移籍交渉が具体化するかは今後のユベントスの成績次第でしょう。ベンセバイニ選手の獲得に乗り出す余裕があるかは「カタールW杯による中断期間を迎えた際の成績」に大きく依存するからです。

 まずはアッレグリ監督が『若手選手の育成』や『ゲームモデルの落とし込み』でチームを機能させることが先決です。これができないと監督解任でのゴタゴタ劇で選手補強は後回しになるからです。

 選手補強に注力する環境が整うのかに注目です。