『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスが2023年1月の移籍市場でボローニャに期限付き移籍をしているカンビアーゾ選手を呼び戻そうとしているとのことです。例年よりは起こる可能性が高いと言えるでしょう。
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カンビアーゾ選手は2000年2月生まれの22歳。今夏の移籍市場でユベントスがジェノアから保有権を獲得し、ボローニャに1年間の期限付き移籍で加入した両サイドバックとしてプレーができる DF です。
ボローニャではセリエAで全10試合に出場。その内の8試合が先発出場で684分・2アシストの成績を残しています。
ユベントスがカンビアーゾ選手の期限付き移籍を前倒しで終了に動いている理由は「アッレグリ監督が信頼する DF が少ないこと」が主な理由と考えられます。
- 計算できる CB の不在
- ダニーロを CB で起用すると SB はデ・シリオ、クアドラード、A・サンドロの3人になる
- デ・シリオが恒例の筋肉系トラブルで離脱
- クアドラードとA・サンドロは今季で現行契約が満了
しかも今季は11月中旬からカタールW杯による中断期間を迎えるため、交渉がまとまったケースでは11月下旬から新チームの一員としてチームへの適応を始めることが可能です。
登録が “2023年1月以降” に制限されているだけですから例年よりも移籍の噂は前倒しで出ることになるでしょう。
ただし、これはユベントス側の願望であってボローニャ側が難色を示すことは大いに考えられます。チームの主力としてプレーしている選手を予定よりも半年前倒しで返却するメリットがないからです。
CB ガッティ選手や MF ファジョーリ選手との交換トレードの形であれば、カンビアーゾ選手の半年でのレンタルバックは起こり得るでしょう。冬の移籍市場での “修正” が行われるのかにも注目です。