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クラーク郡地方検察が「ラスベガス警察からの証拠ではロナウドを性的暴行で起訴するに値しない」と発表、騒動は収束へ

 ネバダ州ラスベガスなどを管轄するクラーク郡地方検察は公式ツイッター上で「クリスティアーノ・ロナウドに対する10年前の性的能力の申し立てを不起訴にする」と発表いたしました。これにより、一連の騒動は収束へと向かうことでしょう。

画像:Las Vegas
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 クラーク郡地方検察は「起訴の要求を2019年7月8日に受領したが、現時点で示された証拠はクリスティアーノ・ロナウドに対する性的暴行の申し立てを合理的な疑いを超えて証明することはできない」と言及しています。

 検察は「不起訴」の判断を下した訳ですから、一連の騒動は収束へと向かうことでしょう。なぜなら、訴訟の公判を維持する根拠が失われたからです。

 

  1. クラーク郡の『州地裁』への提訴案件
    • 2018年9月に被害を訴えるキャサリン・マヨルガ氏が提訴
    • 2019年6月に「5月に提訴が取り下げられていた」とブルームバーグが報道
    • ドロホビッツァー弁護士が「『連邦地裁』に移行しただけ」と報道内容に対するコメントを発表
  2. クラーク郡の『連邦地裁』への提訴案件
    • 2019年1月にキャサリン・マヨルガ氏側が提訴
    • 2019年7月にクラーク郡地方検察が「証拠不十分を理由に不起訴」を発表

 『州地裁』の案件は「原告側が提訴を取り下げている」ため、警察や検察が動く理由にはありません。

 そのため、残る『連邦地裁』に提訴された案件に対し、地方検察が「公判を維持するだけの証拠がない」との理由で起訴を見送ったと考えることが合理的です。

 したがって、被害を訴えるマヨルガ氏側が “公判を維持できるだけの証拠” を新たに提示することができない限り、この問題は「終わり」にしなければなりません。

 

 「疑惑を持たれた側が潔白を証明すべき」との考えは『魔女裁判』と同じであり、冤罪の温床です。#MeToo 運動がブームになったことで『推定無罪』を無視した論調も出ていますが、そうした論調こそ誹謗中傷と変わりないでしょう。

 騒動が収束へと向かうのかに注目です。