ユベントスは公式サイト上でカイオ・ジョルジ選手が母国ブラジルのクルゼイロに完全移籍すると発表いたしました。
クラブから発表されたプレスリリースは以下のとおりです。
PR
選手カイオ・ジョルジの完全移籍について
クルゼイロとの合意事項
トリノ、2024年6月11日 ー ユベントス・フットボールクラブはクルゼイロ EC と選手カイオ・ジョルジの登録権を3年分割720万ユーロで譲渡することに合意いたしました。
本取引は補助的費用(連帯育成金・仲介・販売手数料)を差し引き、310万ユーロのプラス経済効果を生み出しております。
カイオ・ジョルジ選手は2002年1月生まれの22歳。ブラジルのサントスから2021年夏にユベントスに加入し、セリエAに適応するために途中出場での出場機会をコンスタントに得ていました。
状況が一変したのは2022年2月。実戦感覚を維持する目的で出場したBチームの試合で右ひざ膝蓋腱を断裂。翌 2022/23 シーズンをも全休することとなる怪我を負ってしまったのです。
負傷が癒えた 2023/24 シーズンはセリエAのフロジノーネに期限付き移籍。リーグ戦20試合805分の出場で3得点と “一定の成績” を残したものの、満足できる内容ではなかったのでしょう。
このことが母国ブラジルでキャリアを再始動させる後押しになったものと思われます。
ピアツァ選手と同様に20代前半での大怪我が原因で選手キャリアに狂いが生じてしまうのは残念でしかありません。カイオ・ジョルジ選手の母国ブラジルでの再始動が良いものになって欲しいと思います。