『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによりますと、ユベントスがアストン・ヴィラに所属するドウグラス・ルイスを獲得するために「マッケニー選手とイリング選手の譲渡に移籍金を加える形式」で好感触を得ているとのことです。
交渉が行われていると見られる『交換トレード』の形式は以下のものです。
- アストン・ヴィラ
- ドウグラス・ルイス(評価額: €60m +)
- ユベントス
- マッケニー(評価額: €25m)
- イリング(評価額: €15m)
- 移籍金: €20m
アストン・ヴィラは “大富豪のオーナー” がプレミアリーグの支出規制(PSR)への不満を公言していますが、規則を遵守するには「主力選手売却による高額な移籍金を確保しなければならない状況」にあります。
売却候補として有力視されているドウグラス・ルイス選手の代理人はテベス選手やコウチーニョ選手の代理人を務めた “悪名高い” キア・ジョーラブシャン氏。
ユベントスがD・ルイス選手を確実に獲得したいのであれば、「代理人を懐柔することが手っ取り早い」と言えるでしょう。
交換トレードの交渉において鍵となるのは「マッケニー選手の評価額」です。
マッケニー選手はドウグラス・ルイス選手と同じ『8番タイプ』ですが、「マッケニー選手の他にも後継になり得る選手が(移籍市場には)いること」が懸念点になります。
ユベントス側の評価額との乖離が大きいようであれば、アストン・ヴィラは『降格となったルートンで気を吐いたバークリー選手を獲得する』するなどのプランBへと舵を切れるからです。
一方でイリング選手は "Weighted EQP Minutes Percentage" を稼げる属性を有しているため、移籍金1500万ユーロにアストン・ヴィラが難色を示す可能性は低いでしょう。
『イリング+移籍金5000万ユーロ』の条件提示の方が快諾される確率が高いと考えられるからです。
2024/25 シーズンは UEFA のコンペティションとの掛け持ちで過密日程となるユベントスが『 “売却益が期待できる2選手” を放出して選手層を薄くすることになる交換トレード』をこのまま敢行するのかに注目です。