『スカイ・イタリア』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ケーン選手はフィオレンティーナ移籍に前向きで残すはクラブ間で移籍金が折り合いが付くか次第とのことです。
『トゥット・スポルト』も同様に報じているため、移籍が実現する可能性は十分にあると言えるでしょう。
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まず、ケーン選手がフィオレンティーナからの関心に前向きなのは「出場機会」と「ほぼ現状維持の年俸」が得られるからでしょう。
フィオレンティーナは CF が補強ポイント。懸念事項である年俸は「200万ユーロ強であればN・ゴンサレス選手やヨヴィッチ選手(現ミラン)と同額」です。
ケーン選手の年俸が「実際には200万ユーロ台前半」であれば、フィオレンティーナからの提示に前向きな姿勢を示すのは自然なことと考えられます。
次に、クラブ間での移籍金交渉は1000万ユーロ強で決着することになると思われます。
ケーン選手の残存簿価は2024年6月末の時点で960万ユーロ。同年6月上旬に更新された transfermarkt での評価額が1400万ユーロ。“現行契約が残り1年となったケーン選手” の移籍金は「折り合いが付くなら1200万ユーロ前後」でしょう。
そして、その綱引きは「両クラブが早期決着で利害が一致していること」が特筆事項です。
- ユベントス:
- 2023/24 シーズンは大赤字なので6月30日までに “一定の” 選手売却益を計上したい
- フィオレンティーナ:
- 8月初旬に 2024/25 UEFA カンファレンスリーグの本戦出場が懸かったプレーオフがある
- エースのN・ゴンサレスがアルゼンチン代表としてコパ・アメリカに参戦中
したがって、交渉は早期決着が有力です。
ケーン選手のフィオレンティーナへの移籍交渉がどのような結末を迎えるのかに注目です。