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ブラジルのサントスが「カイオ・ジョルジ獲得の優先交渉権を蔑ろにした行為は FIFA への報告対象」とユベントスを警告

 ブラジルのサントス FC は公式サイト上で「カイオ・ジョルジ選手の獲得に対する優先交渉権を有している我々にユベントスからの通告は一切なかった」と告発しています。

 サントスは返答次第では『FIFA への告発』を行う姿勢を見せており、厄介な問題へと発展する可能性があります。

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 サントス側の主張は「2021年夏にカイオ・ジョルジ選手を売却した際の契約で『いずれの交渉形態』においても “サントス FC が” 最優先交渉権を持つと明記されている」というものです。

 カイオ・ジョルジ選手はサントスの下部組織出身ですから、サントスが「カイオ・ジョルジがユベントスを退団する場合は『サントス復帰』を最初に考えて欲しい」と思うのは当然のこと。

 選手側が「まだヨーロッパのクラブで挑戦したい」との断りを入れれば、サントス側が「引く」ことは自明です。そのため、“最優先交渉権” が効果を発揮する場面はそれほど多くはないのです。

 

 今回はサントス側が「ユベントスからの連絡がなかった」と公式声明で主張しているため、ユベントスは「カイオ・ジョルジ選手の優先交渉権を遵守していなかった」のでしょう。

 そうなると、サントスと締結した契約に明記されている『カイオ・ジョルジ選手の優先交渉権の範囲』が重要になります。

  1. ユベントスから退団する場合(※ 全世界が対象)
  2. 完全移籍でブラジルに復帰する場合
  3. 期限付き移籍でブラジルに一時的に復帰する場合

 「サントス FC はカイオ・ジョルジ選手が『期限付き移籍でブラジルに一時的に復帰する交渉』を行う場合においてのみ優先交渉権を有する」であれば、ユベントスは何の影響も受けません。

 ただ、この可能性は低いでしょう。

 普通は「カイオ・ジョルジ選手が『ブラジルに復帰する交渉』を行う際の優先交渉権は(契約形態を問わず)サントス FC にある」との条項が組み込まれているはずだからです。

 

 「サントス FC に通知していたとしても(2024年シーズンは2部のセリエBを戦っているのだから)復帰交渉は不成立だろ」という意見は正しいのですが、『優先交渉権を蔑ろにしても良い理由』にはなりません。

 FIFA に告発されると「移籍市場での選手の新規獲得禁止」という制裁を科されるリスクがあるだけにどのような結末を迎えるのかに注目です。