『スカイ・イタリア』などイタリアの主要メディアによりますと、カイオ・ジョルジ選手に母国ブラジルのクルゼイロが獲得に本腰を入れているとのことです。交渉が成立する可能性が高いため、“出直し” になると思われます。
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カイオ・ジョルジ選手は2002年1月生まれの22歳。2021年夏にブラジルのサントスからユベントスに加入した FW です。
ユベントスではトップチームに帯同し、途中交代で出場時間を積み重ねていたのですが、2022年2月末に右ひざ膝蓋腱を断裂。翌シーズンもリハビリを強いられました。
負傷が癒えた今季(= 2023/24 シーズン)はフロジノーネに期限付き移籍。セリエAで20試合・805分に出場し、3得点の復活の狼煙を上げました。
そのため、来季以降は「どのクラブで一定の出場時間を “確実に” 確保するか」が選手キャリアにとって重要になることは間違いないでしょう。
来季に新フォーマットの UEFA チャンピオンズリーグに参戦するユベントスは60試合前後の公式戦を戦いますが、カイオ・ジョルジ選手を戦力としてカウントするのは時期尚早。
「ユベントスからの期限付き移籍で出場機会を探る」と「新天地を求める」のどちらかを選択する必要にあります。
この状況で母国ブラジルのクルゼイロから獲得オファーが来た段階です。カイオ・ジョルジ選手が「母国復帰」を決断すれば正式決定すると考えられるため、選手の意向次第と言えるでしょう。
カイオ・ジョルジ選手が自身の選手キャリアをどのように描こうとするのかに注目です。