ユベントスは公式サイト上で FW マティアス・スーレ選手がセリエA昇格組のフロジノーネに期限付き移籍をすると発表いたしました。買取オプションの有無に対する言及はありません。
アルゼンチン出身のスーレ選手は2003年4月生まれの20歳。2020年1月にユベントスに加入し、プリマヴェーラを経てBチームでもプレーした左利きの WG です。
2022/23 シーズンはトップチームに本格的に帯同し、公式戦19試合537分に出場。第26節サンプドリア戦ではセリエA初ゴールを記録しています。
ただ、2023/24 シーズンは「UEFA 主催大会に不参加」と「 3-5-2 を採用するので WG のポジションが存在しない」という “二重苦” に直面。『出場機会を得る目的での移籍』とを天秤にかけることが求められていました。
スーレ選手が採ったのは『コンスタントな出場機会を得るための期限付き移籍』。移籍先は 4-3-3 (や 4-2-3-1)を基本フォーメーションに据えるディ・フランチェスコ監督が率いるセリエA昇格組のフロジノーネです。
フロジノーネには “同胞の” バッレネチェア選手が期限付き移籍で加入しており、今季のセリエAですでに2試合に出場。第2節アタランタ戦では先発出場を果たしています。
『(WG が長所を発揮できる)サイドの攻撃的なポジション』が存在し、出場のチャンスが多いチームで “プレースタイルを互いに知っているレジスタ” が在籍していることはスーレ選手にとっての追い風となるでしょう。
スーレ選手が期限付き移籍先のフロジノーネでの出場時間を 2022/23 シーズンに記録した数値よりも大幅に伸ばしてくれることに期待です。