『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスがバレンシア（のＢチーム）に所属するファクンド・ゴンサレス選手に関心を示しているとのことです。
ユベントスのスカウト陣がアルゼンチンで開催された U-20 W杯で目撃されていた理由は「Ｆ・ゴンサレス選手の視察」だった可能性があります。
ウルグアイ・モンテビデオ出身のファクンド・ゴンサレス選手は2003年6月生まれの23歳。バレンシアの下部組織で育成された “左利きの CB” で現在はバレンシアのＢチームに在籍しています。
バレンシアとの現行契約は2024年夏まで。契約の残り期間が1年となったことから、今夏の移籍市場でチームを離れる可能性が高まっている状況です。
ユベントスは今年5月末からアルゼンチンで開催された U-20 W杯にスカウト陣を送っており、「U-20 アルゼンチン代表の左 SB バレンティン・バルコ選手の視察が目的か」と報じられていました。
ただ、左 SB の若手有望株は当時から飽和しており、“飛ばし記事” だったことは否定できません。
しかし、その U-20 W杯にＦ・ゴンサレス選手はウルグアイ代表の主力 CB として全7試合で先発出場。決勝ではウルグアイがイタリアを 1-0 で下しています。
視察に訪れていたスカウト団の目的が「ファクンド・ゴンサレス選手」だった場合、今夏の移籍市場で獲得を狙う動きがあるのは自然なことだと言えるでしょう。
ユベントスがＦ・ゴンサレス選手に関心を寄せているのは「トップチームにいない左 CB を本職とする左利きの DF」と「2024/25 シーズン以降の主力選手候補」であることの2点が主な理由と考えられます。
Ｂチーム（= Next Gen）でも出場機会を与えられる若手であるだけに獲得交渉が進展するのかにも注目です。
