『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ピルロ監督が就任したサンプドリアがフラボッタ選手とバッレネチェア選手に関心を示しているとのことです。ユベントスにとっては「望ましいオファー」と言えるでしょう。
フラボッタ選手は1999年6月生まれの24歳。ピルロ監督がユベントスの監督時代に抜擢した左 SB で 2020/21 シーズンはセリエAで15試合686分の出場時間を記録しています。
ただ、アッレグリ監督が就任した 2021/22 シーズンからは伸び悩み、2022/23 シーズンはセリエBのフロジノーネで22試合1175分の出場で3アシストでした。
ユベントスとしては “フラボッタ選手を高く評価するピルロ監督” が率いるサンプドリアからの獲得オファーは魅力的です。
「セリエA昇格を条件に完全移籍へと切り替わる期限付き移籍」でフラボッタ選手を売却できる可能性があるからです。したがって、交渉がどれだけ具体化するかが注目点になるでしょう。
また、サンプドリアはバッレネチェア選手にも関心を示しているとのこと。
バッレネチェア選手は2001年5月生まれの22歳。Bチームから 2022/23 シーズン中にトップチームデビューを果たしたレジスタで、2023/24 シーズンは「コンスタントな先発出場」が目標となる選手です。
ユベントスはバッレネチェア選手に「2021/22 シーズンにクレモネーゼ(当時セリエB)で評価を大きく高めたファジョーリ選手のような成長曲線を描くこと」を期待しているため、まずは出場機会を推し量った上で去就が決まる流れになるでしょう。
若手有望株にとっては「自分にチャンスを与えてくれる監督の下でプレーできるか」も重要な要素です。フラボッタ選手やバッレネチェア選手が良い新天地に巡り会えるのかに注目です。