セリエAに昇格を決めたレッチェは公式サイト上でユベントスからジャンルカ・フラボッタ選手を期限付き移籍で獲得したと発表いたしました。買取および買い戻しオプションの付随も発表されています。
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フラボッタ選手は1999年6月生まれの23歳。ボローニャの下部組織で育成された左 SB でユベントスが2019年夏に保有権を獲得。ピルロ監督の下で公式戦17試合に出場しています。
今季はベローナに期限付き移籍をしていたものの負傷などで戦線を離脱する期間が長く、セリエAでの出場は2試合18分に留まりました。
そのため、ユベントスの 2022/23 シーズンの構想に入ることは難しく新天地を求める必要があったと言えるでしょう。
フラボッタ選手の新天地となったのは(セリエBを制した)昇格組のレッチェです。
昇格組のレッチェは「セリエA残留」の目的を果たすためにセリエAでの実績のある選手を確保する必要があります。一方のフラボッタ選手は「セリエAでシーズンを通して戦うこと」が課題であるため、両者の思惑が一致したものと考えられます。
なお、フラボッタ選手の契約には「レッチェの買取オプション」と「ユベントスの買い戻しオプション」が付随しているとのこと。これらのオプションはフラボッタ選手が主力として活躍したことが発動の前提となるでしょう。
フラボッタ選手が新天地のレッチェで成長曲線を描くことができるのかに注目です。