『トゥット・スポルト』が「ユベントスがトップ下の選手を求める場合の補強候補」として鎌田大地選手の名前を掲載していたので紹介いたします。ただ、現状で鎌田選手との移籍交渉が具体化することはないでしょう。
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トゥット紙の記事は "Fantasy Calcio" という『移籍市場での仮定に基づく内容』です。
- 今回の "Fantasy Calcio"
- ユベントスはジュントーリ SD の就任が目前
- アッレグリ監督が好む 4-3-1-2 でのチーム作りが行われるかも
- その場合は『トップ下』が補強ポジション
→ 鎌田大地も候補
この仮定が非現実的と言わざるを得ない理由は「主力 DF 陣が3バックに適した顔ぶれである」ことと「WG と WB のポジションがなくなると余剰戦力が発生する」ことの2つがあります。
したがって、鎌田選手の獲得交渉が本格化する前に「WG を本職とするキエーザ選手などの放出が決定する」ことになると思われます。
ちなみに、鎌田選手の獲得に関心を示す可能性はあります。鎌田選手は戦術的にアッレグリ監督が好むタイプだからです。
- 鎌田選手の特長
- 『トップ下』として実績を積み重ねる
- 自分よりスペシャルな選手の引き立て役になることを厭わず、ボランチでのプレーを希望
- ボランチとして一定レベルでの守備力を担保
アッレグリ監督は「トップ下の選手に『相手チームのレジスタへのマンマーク』をタスクとして与えて試合から消すこと」を要求することが珍しくありません。
鎌田選手が『アッレグリ監督からの要求』に応えられるプロフィールがありますし、補強候補であることに違和感はないでしょう。ただし、ユベントスの中盤 MF 陣や FW 陣は現時点で “満杯” なので具体的な動きはないはずです。
ユベントスの人員整理が順調に進めば、3-5-1-1 のトップ下候補として急転直下での移籍成立もあり得る状況でしょう。始まったばかりの移籍市場で予想外の移籍が成立するのかにも注目です。