『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスのパラティーチ SD がパリで目撃されており、PSG のパストーレ選手の獲得交渉を行ったのではないかとのことです。
アッレグリ監督が “トップ下” の選手を求めていることは周知の事実です。パラティーチ SD がチャンピオンズリーグ準々決勝パリ・サンジェルマン対マンチェスター・シティの一戦を視察しており、その対象がカバーニ選手ではなく、パストーレ選手ではないかとトゥット紙は報じています。
ディバラ選手に攻撃面で過剰な負担がかかっており、それを軽減できることがトップ下の選手には求められます。
名前が上がったパストーレ選手はパレルモでプレー経験を持つアルゼンチン代表です。そのため、セリエAが水に合わないというリスクもありませんし、ディバラ選手との連携という点でも不安は少ない選手と言えるでしょう。
パストーレ選手は2019年までの契約を持っていますが、PSG の攻撃的なポジションは実力者が揃い、出場機会が限定されていること、テロ事件で不安を覚えるコメントを出していることから獲得できる可能性はあると思われます。
メディアではモラタ選手がレアル・マドリードに買い戻された場合、カバーニ選手を獲得するというシナリオを盛んに報じていますが、実現度という点ではパストーレ選手獲得の方が高いと言えるでしょう。
コンテ新監督が率いるチェルシーがクアドラード選手のユベントス移籍に難色を示すことが想定されるため、トップ下の選手を獲得する必要性はかなり高くなります。実力者を獲得できるかが夏の移籍市場における評価ポイントになると思われます。