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公式発表: クルゼフスキが移籍金3000万ユーロでユベントスからトッテナムに完全移籍

 ユベントスは公式サイト上でトッテナムがクルゼフスキ選手の買取オプションを行使したと発表いたしました。なお、移籍金は3000万ユーロと当初に付随していた金額より500万ユーロの割引が行われています。

 発表されたプレスリリースは以下のとおりです。

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選手デヤン・クルゼフスキに対する
トッテナムのオプション行使について

 

 トリノ、2023年6月17日 ー ユベントス・フットボールクラブはトッテナム・ホットスパーが選手デヤン・クルゼフスキの登録権を6年分割3000万ユーロで取得するオプションを行使したことを報告いたします。

 このオペレーションによる経済効果は1280万ユーロのプラスとなります。


 

 クルゼフスキ選手は2000年4月生まれの23歳。2020年1月にユベントスがアタランタから保有権を獲得し、ピルロ監督が率いた 2020/21 シーズンは主力選手の1人としてコンスタントに出場。

 ただ、後任のアッレグリ監督が求めるプレースタイルでは本領発揮とはならず、2022年1月に1年半の期限付き移籍でトッテナムに新天地を求めました。

 当初の契約での買取オプション額は3500万ユーロ。それが500万ユーロ値引きされて3000万ユーロでの決着となりました。

 レンタル料を含めた移籍金の総額は4000万ユーロとなっており、クルゼフスキ選手は来季(2023/24 シーズン)の成績でスパーズ内での評価が定まることになるでしょう。

 

 ユベントスは「クルゼフスキ選手の減価償却費が2023年6月30日の時点で約1300万ユーロ」であり、『FIFA の連帯育成金』や『代理人への手数料』などを差し引くと「1280万ユーロのプラス」になるのは妥当な数値です。

 2023/24 シーズンにクルゼフスキ選手がユベントスに復帰していた場合に『トッテナム在籍時と同等の貢献度』を期待することが(特にアッレグリ監督の下では)難しかっただけに「プラス効果となる移籍金を残しての退団」はポジティブに評価すべきでしょう。

 

 クルゼフスキ選手がトッテナムで本領を発揮し、素晴らしい選手キャリアを描いてくれることに期待です。