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ユベントス、クルゼフスキの買取オプション額の減額を求めるトッテナムとロンドンで交渉?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスのマンナ SD (本業はBチームの SD)がロンドンを訪問しているとのことです。主な目的はクルゼフスキ選手の移籍金引き下げと求めるトッテナムとの交渉でしょう。

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 クルゼフスキ選手は2000年4月生まれの23歳。スウェーデン代表の FW で右 WG を本職とする左利きの選手です。

 トッテナムへは2022年1月の移籍市場で加入。移籍金3500万ユーロでの買取オプションが付随しているものの、トッテナムはチャンピオンズリーグ出場権を逸したことを理由に「減額」を要求している状況です。

 

 クルゼフスキ選手は「トッテナム残留に前向き」です。また、アッレグリ監督の要求するスタイルとは合わないため、ユベントスは「今夏での放出を既定路線」にするでしょう。

 ユベントスが『トッテナムからの値引き要請』に応じる可能性はあります。1年半の期限付き移籍中のレンタル料1000万ユーロを得ているため、総額で値引きすることは可能だからです。

 しかし、クルゼフスキ選手の移籍金総額で “譲ることができないライン” は存在するため、その額を上回る移籍金をトッテナム側が提示するか次第となるでしょう。

 先方が難色を示す場合は「トッテナム以外のプレミア勢に移籍金3000万ユーロでクルゼフスキ選手の売り込み」をかければ良いからです。

 

 また、決算資料を確認するとクルゼフスキ選手との契約はトッテナムへの期限付き移籍に合わせて2025年夏までに1年延長されています。

 2023年6月30日時点での減価償却費の残額は1300万ユーロほどになるため、3-4-2-1 の右 ST としてのユベントス復帰も可能性はゼロではありません。ユベントスのフロント陣がどのような判断を下すのかに注目です。