『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が「2023年夏の移籍市場で期限付き移籍中の選手が買い取られると1億5000万ユーロの移籍金収入も」と報じていましたので紹介いたします。
対象として名前が出ていた選手は下表のとおりです。
PR
Po | 選手名 | 年齢 | 貸出先 | 買取OP額 |
---|---|---|---|---|
FW | クルゼフスキ | 22 | トッテナム | €35m |
MF | マッケニー | 24 | リーズ | €34.5m |
DF | ペッレグリーニ | 23 | ラツィオ | €15m |
MF | ザカリア | 26 | チェルシー | €28m |
MF | アルトゥール | 26 | リバプール | €37.5m |
Po | 選手名 | 年齢 | 貸出先 | 買取額 |
MF | ラノッキア | 21 | モンツァ | ? |
DF | ドラグシン | 21 | ジェノア | €5.5m |
プレミアリーグのクラブに期限付き移籍中の選手全員が買取オプションを行使されるのであれば、ユベントスは「2023年夏の移籍市場で1億5000万ユーロの売却益」を手にすることになります。
しかし、これは皮算用です。リバプールがアルトゥール選手の買取オプションを行使する可能性は皆無に近いでしょう。また、大型補強を敢行したチェルシーがザカリア選手のオプション行使をするかも不透明です。
したがって、「ペッレグリーニ選手を含めて1億ユーロ弱の売却益を手にすること」が現実的な目標になると思われます。
監督が上手く活用することができない選手を抱えている場合は「監督を交代する」か「選手の売り時を逃さない」かのどちらかをクラブの経営陣が選択する必要があります。
選手売却益による皮算用を基にした経営は問題ですが、選手売却益をほとんど手にすることができない状況も問題です。所属選手の新陳代謝を良い形で促し続けることができるのかにも注目です。