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キエーザが退団を希望した場合、ユベントスは後任にザニオーロを指名?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、キエーザ選手が今夏の移籍市場で退団をした場合にユベントスはザニオーロ選手を後任に指名するとのことです。経済的にも起こり得るシナリオと言えるでしょう。

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 キエーザ選手とユベントスの現行契約は2025年夏まで。2023年夏時点での減価償却費の残額は2700万ユーロで、推定年俸500万ユーロの高給取りであることを踏まえると「放出」はあり得るでしょう。

 ザニオーロ選手は「キエーザ選手が『2023年夏の移籍市場での退団』を選択した場合の後任」としてリストアップされている状況と思われます。

  • キエーザ(25):
    • 得意ポジション: ウィンガー
    • 推定年俸: 500万ユーロ(※ 税別)
    • 減価償却: 年1333万ユーロ(残額2666万ユーロ)
    • 現行契約: 2025年夏まで
  • ザニオーロ(23):
    • 得意ポジション: セカンドトップ
    • 推定年俸: ?
    • 減価償却: 移籍金と期間次第

 ザニオーロ選手を移籍金3500万ユーロで獲得して5年契約を締結した場合の減価償却費は年700万ユーロ。キエーザ選手に使っている減価償却費の約半分で済むからです。

 

 アッレグリ監督は攻撃時に『ピッチ中央で楔を打つポストプレー』を好むため、“強靭なフィジカルを持つザニオーロ選手” に惹かれるのでしょう。

 3-4-2-1 の2列目にポグバ選手とザニオーロ選手のどちらかを配置する形を採ることができれば、『アッレグリ監督の思い描く縦への攻撃』がコンスタントに威力を発揮すると思われるからです。

 

 ただし、キエーザ選手の特長と課題を戦術的に考慮して CF へのコンバートを敢行し、3-4-2-1 の2列目にポグバ選手とケーン選手の配置という選択肢でも『ザニオーロ選手の獲得』とほぼ同じ効果を期待できます。

 ユベントスのフロント陣がどのような判断を下すのかに注目です。