『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、欧州で有力選手のヘッドハンティングに勤しんでいるサウジアラビアが「アッレグリ監督の引き抜き」に向けて動いているとのことです。
アッレグリ監督がオファーに応じるのであれば、今夏での退団が急転直下で決まることもあるでしょう。
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サウジアラビアでは政府が 100% 出資するファンドである "Public Investment Fund, PIF" が国内の有力4クラブを買収し、ヨーロッパで実績を残したトップレベルの選手を引き抜いています。
クリスティアーノ・ロナウド選手の移籍を皮切りに今夏はベンゼマ選手やカンテ選手もサウジアラビア行きに合意しました。
ただ、選手を集めるだけでは国内リーグは発展しません。そのため、今夏に引き抜ける可能性があるアッレグリ監督との交渉をサウジアラビア側が持ちかけたのでしょう。
アッレグリ監督のサウジアラビア行きが決まる可能性はあります。
- アッレグリ監督が得るメリット:
- 巨額の報酬
- 成績不振の人身御供からの解放
- ユベントスが得るメリット:
- アッレグリ監督(およびスタッフ陣)に支払っている人件費の圧縮
「現在よりも多額の報酬とスケープゴートにされずに済む」というメリットをどう評価するかでアッレグリ監督がサウジアラビアからのオファーに応じるかが決まることでしょう。
ユベントスは「アッレグリ監督(とスタッフ陣)への人件費の支払いから解放」されるため、アッレグリ監督の決断を見守ると思われます。
“何でもあり” の状況となっているだけに予想外のサプライズが起きるのかにも注目です。