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シュチェスニーとの2025年までの自動契約延長オプションが思わぬ重荷に?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、2024年までのシュチェスニー選手との現行契約が1年延長に必要な出場試合数を満たしたとのことです。チーム総年俸の削減が必要な状況で思わぬ重荷になりつつあると言えるでしょう。

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 シュチェスニー選手は1990年4月生まれの33歳。ユベントスとの現行契約は2024年夏までで、シュチェスニー選手と含む GK 陣の推定年俸と現時点での契約期間は以下のとおりです。

表1: ユベントスに所属する GK の推定年俸と契約期間
22/23 23/24 24/25 25/26
シュチェスニー (33) €6.5m €6.5m 延長?
ペリン (30) €1.7m €1.7m €1.7m
ピンソーリョ (33) €0.3m €0.3m €0.3m
合計【GK】 €8.5m €8.5m €2m

 ユベントスでは正 GK シュチェスニー選手に匹敵するパフォーマンスを披露しているペリン選手が2025年夏までの契約を保持。

 シュチェスニー選手は「チャンピオンズリーグに出場できないなら “年俸面での” 費用対効果が見合わない」という状況です。

 したがって、今季の出場試合数で2025年までの自動契約延長オプションが発動することはクラブにとって好ましいとは言えないでしょう。

 

 ユベントスが会計的に納得できるのは「シュチェスニー選手が減給に応じる形での契約延長」であって「(現行年俸が維持される形での)自動契約延長オプションの発動」ではありません。

 シュチェスニー選手の契約が2025年にまで自動的に延長されるオプションが発動済みだったとしても、ユベントスは「2023年夏にシュチェスニー選手の放出」に向けて動くことでしょう。

 シュチェスニー選手に付随する減価償却費の残額は2023年夏の時点で約230万ユーロ。『契約解除による退団』も容認が可能な額だからです。

 

 「デ・ヘア選手との契約が(オプションが行使されない限り)今季で満了するマンチェスター・ユナイテッドがシュチェスニー選手を引き抜いてくれることが理想的な解決策の1つ」と言えるでしょう。

 シュチェスニー選手の去就に関する何らのかの動きがあるのかに注目です。