『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスとダニーロ選手が2025年までの契約延長で合意つつあるとのことです。選手自身が「近い内に重要な発表ができる」と語っており、正式発表は目前と思われます。
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ダニーロ選手は1991年7月生まれの31歳。2019年夏にカンセロ選手との交換トレードでマンチェスター・シティからユベントスに加入した最終ラインならどこでも守れる万能 DF です。
ユベントスとの現行契約は2024年夏まで。欠かせない戦力であることから、ユベントス（の新経営陣）が真っ先に契約延長へと動いたのでしょう。
ちなみに、ダニーロ選手は『トゥット・スポルト』のインタビューに「（契約延長交渉は）きっと良い結果になる。双方が共に歩み続けることを望む良い関係性なので近日中に重要なニュースがあると思う」とコメントしています。
このことからも契約延長は確定事項と考えられます。
なお、契約期間は1年延長して2025年夏まで。1年間の延長オプションが付随しているとのことです。新契約が満了する際にダニーロ選手は33歳ですから、契約延長が裏目に出る可能性は低いでしょう。
また、ダニーロ選手は3700万ユーロの移籍金で獲得したため、会計上は（2023年夏の時点で）740万ユーロの減価償却が残っているはずです。
1年の契約延長で「740万ユーロの減価償却」は “2年間で償却” することになり、クラブの減価償却費は年間370万ユーロにまで圧縮されます。この処理が可能になることも経営的には（地味ですが）大きなプラスと言えるでしょう。
どのタイミングでダニーロ選手との契約延長が発表されるのかに注目です。
