2022/23 UEFA ヨーロッパリーグ・プレーオフのナント戦(ファーストレグ)を控え、アッレグリ監督とブレメル選手による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「クアドラードは 100% ではありませんが招集の予定です。また、ボヌッチもチームの雰囲気を感じさせる目的で招集します。ポグバとカイオ・ジョルジを除く他の選手は起用可能です。
明日はヨーロッパリーグの幕開けです。チャンピオンズリーグからは敗退しましたが、来季に向けた関門です。ナントを下した次のラウンドに進みたいと思っています。
ナントは直近で敗けたのはマルセイユ戦の1度のみ。6度のクリーンシートを達成しているチームです。スピードとテクニックがある選手たちがいますし、リードを手にしてアウェイに行けるようにしたいです。
ヨーロッパのコンペティションはカレンダーを埋めるものです。1週間に何もしないよりは木曜日と日曜日に試合があった方が良いです。起用できる選手が大勢いますからね。
ポグバは1歩ずつ回復して行くしかありません。まだ回復が遅れているようです。ミリクに関しては回復は順調ですが、回復し切っていません。
チャンピオンズリーグだと水曜日にプレーした次の土曜日にプレーするようなものです。私達は重要な選手層を有していますし、5人交代制もあります。これらは私の助けになるでしょう。私がそれらを正しく活用できることが前提です。
ヨーロッパリーグでは試合数が増えるほど練習時間が減る問題があります。私達は大きな挑戦のためにこの仕事をしています。勝点15の剥奪は頭をよぎっておらず、チームは良いリアクションをしました。目標は必要ですが、チームは勝点44を稼いでいます。
キエーザが日曜日から回復していることは彼のフィジカルが向上している何よりの証拠です。
フィオレンティーナ戦でもティフォージは私達の側にいてくれました。勝点剥奪後には距離も近くなりましたし、そのことは嬉しく思います。
本命?私達が優勝本命かは分かりません。ナントは良いチームです」
グレイソン・ブレメル選手:
「私達の状態は良いのですが、直近の公式戦3連勝のことは考えずにナント戦に集中しなければなりません。私はナポリ戦やモンツァ戦で良いプレーができませでした。そこから再び立ち直ったのです。
イタリアには 4〜5 年前に到着し、私は歩みを始めました。多くの人に批判されましたが、私はレベルを上げてユベントスに辿り着いたのです。監督やグループからの信頼を感じています。
ナントは非常に良いチームです。クリーンシートを多くの試合で記録しています。注意深くならなければなりません。フランスのチームはボールを持ったプレーに特長があるからです。
まずはラウンド突破です。1つずつ考えましょう。
心理面においては簡単なシーズンではありません。この瞬間に私達自身を発見したのであり、全員で状況を脱しなければならないのです。チームは団結しています」