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公式発表: ザカリアが移籍金2000万ユーロでモナコに完全移籍

 ユベントスは公式サイト上でデニス・ザカリア選手のモナコへの完全移籍が決定したと発表いたしました。移籍金は2000万ユーロであると言及されています。

 クラブから発表されたプレスリリースは以下のとおりです。

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選手ザカリアの完全移籍に対する
モナコとの合意

 

 トリノ、2023年8月14日 ー ユベントス・フットボールクラブは AS モナコと選手デニス・ザカリアの登録権を4年分割2000万ユーロで譲渡することで合意いたしました。

 本取引では(連帯育成金、仲介手数料、売却手数料の)補助的経費を除いた460万ユーロの経済的利益を 2023/24 シーズンにもたらすことになります。


 

 スイス・ジュネーブ出身のザカリア選手は1996年11月生まれの26歳。2022年1月にボルシアMGからユベントスに加入したスイス代表の MF です。

 ただ、ラインが下がり過ぎて中盤のスペースが消滅するアッレグリ監督のチームが持つ “悪癖” に苦戦。

 2022/23 シーズンに期限付き移籍したチェルシーで取材中にプレースタイルを批判したことからユベントスに残る可能性は「ほぼゼロ」という状況でした。

 ザカリア選手の新天地となったモナコを率いるのはオーストリア人のヒュッター監督。2021/22 シーズンにボルシアMGを率いており、その縁がザカリア選手の後押しをしたことは容易に想像できるでしょう。

 

 ユベントスはザカリア選手をモナコに2000万ユーロで売却。460万ユーロの売却益を残すことに成功しています。

 ただし、2023年6月30日時点でのザカリア選手の残存簿価は690万ユーロ。1300万ユーロの売却益が460万ユーロにまで “目減り” したのですから、仲介人(や場合によっては選手代理人)への報酬を弾まざるを得なかったと想像できます。

 とは言え、“アッレグリ監督が率いるユベントスでは居場所がなかった選手” が移籍金を残してくれたことに変わりはありません。

 「加入のタイミングとその時に率いていた監督のスタイルと合わなかったことが不運だった」と割り切るべきでしょう。

 

 5年契約を締結したモナコがザカリア選手にとっての安住の地になって欲しいと思います。