『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスが今季で現行契約が満了するディ・マリア選手との契約を1年延長したいとのことです。契約延長はディ・マリア選手のモチベーション次第でしょう。
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ディ・マリア選手は1988年2月生まれの34歳。2022年夏にフリーで PSG から1年契約でユベントスに加入しました。
ユベントスでは筋肉系の負傷でフル稼働とはならなかったものの、アルゼンチン代表として参加したカタールW杯では躍動。決勝戦では1ゴール1アシストの活躍で悲願のW杯制覇を成し遂げています。
そのディ・マリア選手に対し、ユベントスは「2024年夏までの契約延長」を希望しているとのこと。
2月に35歳の誕生日を迎えるディ・マリア選手に「先発フル出場での貢献」を求めるのは酷でしょう。しかし、勝負所で投入する “切り札” としての起用なら、来季もチームにとって欠かせない戦力になるはずです。
この部分がユベントス側が契約延長を希望する要因でしょう。
ただ、ディ・マリア選手が掲げた今季の目標は「カタールW杯に最高の状態で臨むこと」であり「そのためにユベントスでベストを尽くす」でした。
アルゼンチン代表は「カタールW杯制覇」という『最高の結果』で終えたため、ディ・マリア選手が「ヨーロッパでできることは成し遂げた」と燃え尽きていまう可能性は否定できません。
したがって、選手キャリアの最終盤をどう描くかはディ・マリア選手の希望が色濃く反映されることになるでしょう。ディ・マリア選手の今季終了後の去就判断に注目です。