『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスがBチーム(= Next Gen)に籍を置くサミュエル・イリング選手との契約延長で合意に達したとのことです。残すは正式発表のみと言えるでしょう。
PR
イリング選手は2003年10月生まれの19歳。2020年夏にチェルシーの下部組織からユベントスに加入し、プリマヴェーラを経て今季からBチームで本格的にプレーする左利きのウィングです。
当初の予定は「Bチームでシーズンを通してプレーすること」だったはずですが、トップチームに負傷者が続出したことで引き上げられ、ベンフィカ戦やレッチェ戦で強烈なインパクトを残しました。
そのため、クラブが契約延長に向けた動きを本格化させるのは必然と言えるでしょう。
イリング選手とユベントスの現行契約は2023年夏まで。“最長3年までしか契約ができない年齢” でユベントスと加入時に契約を締結したままだったため、来夏にフリーでの退団もあり得る状況でした。
それが「2027年までの契約延長」で合意に達したことはチームにとってプラスと言えるはずです。
今のユベントスにはコスティッチ選手が在籍しており、イリング選手にとって『最高の手本』となるでしょう。特長である「左サイドでの仕掛け」の他にも学ぶべき点は存在するからです。
荒削りの状態で才能を発揮したイリング選手がユベントスとの契約を延長し、長くチームに貢献してくれることに期待です。