ユベントス、現行契約が2023年夏に満了するイリングとの契約延長を急ぐ

『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスが直近の公式戦でインパクトを残しているイリング選手との契約延長交渉を加速させているとのことです。現行契約が残り1年を切っていますし、自然な動きと言えるでしょう。

イリング選手は2003年10月生まれの19歳。チェルシーの下部組織出身でユベントスには2020年夏の移籍市場で加入した左利きの WG です。

イタリアでは18歳未満との契約は「最長3年」であるため、契約延長交渉が妥結していないイリング選手の現行契約は “加入当時のまま” で残り期間が1年を切る状況となっています。

そのため、このタイミングで「契約延長交渉が進行中」との報道が出るのは自然なことでしょう。

トップチームは成績不振でアニェッリ会長が「全員が査定の対象。契約延長交渉もストップ」との訓示を行いましたが、イリング選手はＢチーム（= Next Gen）に籍を置いていることから別枠の扱いになっていると考えられます。

ちなみにユベントスはＢチームに在籍する選手との契約延長を進めており、イリング選手だけが特別扱いを受けている訳ではありません。