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公式発表: ゴッツィがジェノアに完全移籍し、今季はセリエBのコゼンツァに期限付き移籍

 ユベントスは公式ツイッター上でBチーム(= U-23)に所属する DF のパオロ・ゴッツィ選手がジェノアに完全移籍したと発表いたしました。その後、ゴッツィ選手はセリエBのコゼンツァに期限付き移籍すると発表されています。

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 ゴッツィ選手は2001年4月生まれの21歳。ユベントス下部組織出身の左利きの CB で、昨季はスペイン2部のフエンラブラダに期限付き移籍をしていました。

 スペイン2部では(筋肉系の負傷はあったものの)23試合・1517分の出場時間を記録しており、順調な成長曲線を描いていると言えるでしょう。

 

 そのゴッツィ選手はジェノアに完全移籍することとなりました。ユベントスのトップチームでポジション争いをするには実績不足であり、新天地を求めることは不思議ではありません。

 ただ、保有権を獲得したジェノアは同じくセリエBに所属するコゼンツァにゴッツィ選手を貸し出しています。これは編成上の理由でしょう。

  • ジェノアだと出場機会が限定される
    • CB はマクシモビッチ(30)、バーニ(28)、ヴォリャッコ(23)、ドラグシン(20)の4人
    • ヴォリャッコとドラグシンはユベントスのクラブ内育成選手
  • CB は全員が右利きのため、左利きの CB も必要になる
  • コゼンツァなら出場機会がジェノアよりも期待できる

 ジェノアではバーニ選手とドラグシン選手が CB のファースト・チョイスとなっており、ゴッツィ選手が安定した出場機会を得るのは困難です。だから、コゼンツァに貸し出して経験を積ませる決断をしたのでしょう。

 ジェノアは「1年でのセリエA復帰」が至上命令であり、ゴッツィ選手がコゼンツァで結果を残していれば “個人でのセリエA昇格” の形を採れば良いからです。

 

 ゴッツィ選手にはセリエBの舞台でも成長曲線を描き、ユベントスが復帰を熱望するような選手に成長して欲しいと思います。