NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

アルトゥールのバレンシア移籍交渉は “法外な年俸” が足枷となって決裂?

 スペインの『アス』によりますと、バレンシアのガットゥーゾ監督が「法外な年俸を必要とする選手は獲得できない」とアルトゥール選手の移籍に否定的な見解を示したとのことです。

 また、バレンシアはニコ・ゴンザレス選手の期限付き移籍での獲得をバルセロナと行なっており、アルトゥール選手の移籍交渉がトーンダウンするのは止むを得ない状況となっています。

PR

 

 『アス』のインタビュー取材でアルトゥール選手に問われたガットゥーゾ監督は以下のように返答しています。

ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督:
「アルトゥールの年俸は私達にとって法外なものです。非常に大きな選手ではあるものの、私達はそのようなタイプの選手と契約する可能性はありません。

 移籍市場?ミゲル、ショーン・バイ、チャン・レイフンと話しています。私達はチームを強化しなければなりません。チームを完成させなければならないのです」

 

 要するに『アルトゥール選手の要求額(≒ユベントスで受け取っている年俸)だと交渉しない宣言』です。したがって、アルトゥール選手のバレンシア移籍がトーンダウンすることは否定できないでしょう。

 なお、バレンシアは中盤 MF のレジスタ役としてニコ・ゴンザレス選手(バルセロナ)の期限付き移籍に動いていると『アス』が8月9日付で報じています。

 ニコ・ゴンザレス選手は「ブスケツ選手の後継者」とシャビ監督などに評価されているため、バルセロナ側が「チームに残した方が選手の成長には良い」と判断する可能性があります。

 ただ、一般的に「20歳の若手選手は1部リーグでの出場経験を積んだ方が良い」との結論が出される傾向にあります。そのため、ポジションや特長が重複するアルトゥール選手にとっての “逆風” が強まったと見なさざるを得ないでしょう。

 

 ユベントスにとっては「アルトゥール選手の処遇問題」が “復活” したとも言えるでしょう。プレシーズン・マッチの帯同メンバーから外れ、戦力としてカウントされていない選手を戻すことは並大抵ではないからです。

 アルトゥール選手の去就がどのような結末を迎えるのかに注目です。