『スカイ・ドイチュラント』によりますと、バイエルン・ミュンヘンがデ・リフト選手の獲得に興味を示しているとのことです。高値での売却を希望するユベントスにとって争奪戦は大歓迎と言えるでしょう。
2024年夏までの現行契約を残すデ・リフト選手ですが、今夏の移籍市場でユベントスを退団する可能性が急激に高まっている状況です。
- 移籍先の本命: チェルシー
- リュディガーやクリステンセンの退団で CB の補強が必須
- オーナー交代はあったが資金力に問題なし
- トゥヘル監督は3バックを採用する指揮官
- 移籍先の対抗: バイエルン
- アラバとボアテングの退団で CB が不安定に
- ズーレが退団したことで CB の補強に乗り出す可能性
- ナーゲルスマン監督は4バックを用いる指揮官
バイエルンの名前が急浮上した理由は「他のポジションと比較すると CB の補強を考える必要がある」からでしょう。
アラバ選手やボアテング選手など経験豊富な CB が抜けたことで最終ラインが不安定になったことは否めません。デ・リフト選手が市場に出ているのであれば、獲得に興味を示す可能性は十分にあることです。
売り手となるユベントスとしては争奪戦が起きることは大歓迎です。移籍金が高額になるほどクラブは潤う訳ですから、ユベントスは「適正額での獲得オファーが必要」との立場を採ることになるでしょう。
仮にデ・リフト選手が(アヤックス時代の同僚であるマズラウィ選手などとの再会を求めて)バイエルン行きを希望するのであれば、バイエルンの提示する移籍金が最大の障壁になると思われます。
バイエルンはチェルシーと比較して「CB を今夏に獲得する必要性」が少ないため、移籍金の提示額は「チェルシーの 80% 程度」に留まることが予想されるからです。
この場合は「バイエルンがデ・リフト選手の移籍金として “ユベントスがアヤックスに支払った額” に近い金額を出せるか」がポイントになるはずです。
デ・リフト選手の争奪戦が加熱して行くことになるのかに注目です。