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ユベントスとデ・リフトを取り巻く状況は「適正な移籍金による退団」が色濃くなる

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、2024年に現行契約が満了するデ・リフト選手が今夏で退団する可能性が高まっているとのことです。その可能性は十分考えられることでしょう。

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 ユベントスはデ・リフト選手を 2022/23 シーズン “は” 留めたがっていますが、これが隙間風を吹かせる要因となっています。チェルシーなどは CB が「今夏の補強ポイント」となっており、これも選手を移籍へと誘惑していることでしょう。

 また、ユベントスはアリバベーネ CEO が『トゥット・スポルト』に「移籍を希望する選手を引き止めることは不可能」と語っており、「デ・リフト選手が今夏に移籍する方向で動いている」のは既定路線と見られています。

 

 ユベントスとしては経営的に「1億ユーロ前後の移籍金」を得られるなら、デ・リフト選手の移籍を容認するでしょう。

  • 最善: 契約解除金(≒1億2000万ユーロ)が支払われる
  • 次善: 1億ユーロの移籍金
  • 微妙: アヤックスから獲得した際と同額(≒8000万ユーロ)

 デ・リフト選手への関心が噂されるチェルシーは「(ユベントスがデ・リフト選手をアヤックスから獲得する際に支払った)8000万ユーロ弱」に移籍金を留めるべく交渉してくると予想されます。

 とは言え、デ・リフト選手の契約には『契約解除条項』が付随しているのですから、今夏に関しては「契約解除金を満額支払う必要がある」と主張しなければなりません。そうしないと今後の移籍交渉で相手から足元を見られてしまうからです。

 チェルシーはクンデ選手(セビージャ)の獲得が怪しくなっており、強気の交渉で揺さぶりをかけたい事情を抱えています。交渉相手の立場を見定めることも重要となるでしょう。

 

 デ・リフト選手を手放すなら、1億ユーロ前後の移籍金を確保することがユベントスの経営陣には求められることでしょう。どのような決着のなるのかに注目です。