『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントス退団が有力視されているデ・リフト選手の後任としてナポリのクリバリ選手が浮上しているとのことです。ユベントス的には理想ですが、移籍が実現するかは選手の意向次第でしょう。
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クリバリ選手は1991年6月生まれの31歳。ナポリとの現行契約は2023年夏までとなっています。ユベントスから見て「デ・リフト選手の後任」として理想的と言える選手です。
- セリエＡとチャンピオンズリーグの双方での経験が豊富
- 現行契約が残り1年のため、高額な移籍金は回避可能
- 年俸もデ・リフト選手より安価
今後の数シーズンにおいては「クリバリ選手の獲得」は合理的です。
しかし、ボヌッチ選手と同時期に「引退」が訪れることになります。CB 陣の若返りが「ボヌッチ選手とクリバリ選手の2人分」を “数年以内” に行う必要が生じることを意味しているため、この点はネガティブに捕らえる必要があります。
ユベントスとクリバリ選手の代理人（＝ラマダニ氏）は「ナポリからユベントスへの移籍」で利益を得る立場ですが、今回の移籍交渉で最大の障壁となるのは「クリバリ選手の意向」でしょう。
クリバリ選手がプレミアリーグやラ・リーガでのプレーを希望するのであれば、「ナポリとの現行契約が満了する2023年夏を待つ」か「意中へのクラブへの売却を希望する」はずです。
「2022年夏の移籍市場でのユベントス移籍」を選択するとプレミアやラ・リーガのトップチームでクリバリ選手がプレーする可能性はほぼゼロになってしまいます。そのため、選手の意向が大きなウェイトを占めることになるでしょう。
デ・リフト選手の退団が実現した場合、ユベントスが後任の即戦力 CB を速やかに確保することができるのかに注目です。
