ユベントスは公式サイト上でジャコモ・ヴリオーニ選手が MLS のニューイングランド・レボリューションに完全移籍すると発表いたしました。なお、移籍金は400万ユーロほどと見られています。
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ヴリオーニ選手は1998年10月生まれの23歳。アルバニアとイタリアの二重国籍でサンプドリアの下部組織で頭角を現わし、ユベントスが2020年1月に保有権を獲得しました。
ユベントスではBチーム(= U-23)に属するも骨折で長期離脱を強いられるなど不完全燃焼に終わりました。
転機となったのは 2021/22 シーズンにオーストリア・ブンデスリーガの WSG チロルに期限付き移籍をしたことです。ヴリオーニ選手はリーグ戦とプレーオフで19得点を記録し、得点王に輝きました。
これによってヴリオーニ選手の評価が高まったことは明らかでしょう。
ヴリオーニ選手が選択した新天地はアメリカの MLS でした。東海岸にあるマサチューセッツ州のニューイングランド・レボリューションが “特別指定選手” として迎え入れると発表しています。
さらなる成長が期待される23歳の FW が MLS を新天地に選ぶことは驚きですが、「アメリカでのプレーには(ヴリオーニ選手にとって)相応の価値がある」と判断したのだと考えられます。
ヴリオーニ選手のキャリアが素晴らしいものになることを期待したいと思います。