セリエBに所属するベネベントは公式サイト上でユベントスから CB のリカルド・カペッリーニ選手を完全移籍で獲得したと発表いたしました。Bチーム(= U-23)から巣立つ形になります。
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カペッリーニ選手は2000年3月生まれの22歳。ユベントス下部組織出身の CB で 2020/21 シーズンまではBチーム(= U-23)などに在籍していました。
- 2020/21 シーズン
- 所属先: ユベントス・Bチーム
- セリエC: 24試合(24先発)・2091分
- 2021/22 シーズン
- 所属先: ミランデス(スペイン2部)
- リーグ戦: 22試合(19先発)・1662分
- 国王杯: 3試合(3先発)・270分
今シーズンはスペイン2部のミランデスに在籍し、リーグ戦で 45% ほどの出場時間率を記録しています。
ベネベントも2部に該当するセリエBに属するチームであるため、22歳のカペッリーニ選手を完全移籍で獲得する意味はあります。「母国イタリアに復帰したカペッリーニ選手がスペインでの経験を活かせるか」がポイントになるでしょう。
ちなみにカペッリーニ選手とユベントスの現行契約は「2023年夏まで」でした。
2022/23 シーズンにセリエAのチームでポジション争いをするだけの評価をカペッリーニ選手は得ることはできません。したがって、セリエBの上位勢であるベネベントへの完全移籍は次善と言えるはずです。
ベネベントで評価を高めれば、ガッティ選手のようにセリエA行きの切符を手にすることが夢物語ではなくなるからです。
カペッリーニ選手のキャリアが成長曲線を描いてくれることに期待です。