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セリエA昇格を決めたクレモネーゼの指揮官を辞任したペッキア監督、セリエBのパルマの新監督に就任

 セリエBに所属するパルマは公式サイト上でクレモネーゼをセリエA昇格に導いたペッキア監督が就任したと発表いたしました。ユベントスにとっては若手有望株の武者修行先となるかが注目点になるでしょう。

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 2019/20 シーズンにユベントス・Bチーム(= U-23)を率いたペッキア監督は 2020/21 シーズンの途中にクレモネーゼの監督に就任。チームをセリエBに残留させ、2021/22 シーズンには念願の「セリエA昇格」を勝ち取りしました。

 2022/23 シーズンは「セリエAを戦うクレモネーゼの指揮官」として活動するものの予想されていたのですが、電撃辞任を選択。セリエBに所属するパルマを率いることが発表されました。

 クレモネーゼの指揮官を辞任した理由は本人の口からは言及されていませんが、「セリエBのパルマを率いる方が良い」との決断を下すだけの “何らかの理由” が存在したことは間違いないと思われます。

 

 ユベントスとしては「セリエBに若手育成能力が評価される指揮官が率いるチーム」が誕生したことはプラスと言えるでしょう。

 “Bチーム(= U-23)で抜きん出たパフォーマンスを示した選手” がセリエBに挑戦する理想的なクラブとなるからです。

 ただ、セリエA復帰を狙うパルマはカリアリやジェノアと同様に「ベテラン選手の経験も重視」すると予想されるため、クレモネーゼほど若手有望株がチームの骨格を形成することにはならないでしょう。

 

 期限付き移籍で加入していた若手有望株選手が “セリエA昇格を決めたチームの主力” として立場を確立していれば、翌シーズンは「セリエAでの主力」か「セリエAの他チームに売却」が選択肢になります。

 Bチームを持つユベントスは「セリエAに所属する他チームからの完全移籍での獲得を打診される若手有望株を育成できるか」もクラブに対する評価項目になることでしょう。

 ペッキア監督の率いるパルマで成長を遂げる若手有望株が現れるのかにも注目です。