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モナコでアッレグリ監督とカンポス氏のツーショットが目撃、「PSG への引き抜きか?」との噂が流れる

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、アッレグリ監督と PSG のフットボール・アドバイザーに就任したルイス・カンポス氏がモナコで会談している姿が撮影されたとのことです。

 ポチェッティーノ監督の解任がカウントダウンとなっている PSG は後任の指揮官を探す必要があります。このタイミングでの会談は “引き抜き” を匂わせるものですが、メディアは「実現の可能性は少ない」と見ています。

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 イタリア・メディアが「引き抜きが実現する可能性は低い」と見る理由は以下の2点です。

  • ユベントスとの長期契約(= 2025年夏まで)が存在
  • 『監督の意向』に配慮した移籍市場での動き

 アッレグリ監督にユベントスを離れる積極的な理由が存在しないことが最大の要因です。長期契約を締結済みで、クラブは移籍市場でアッレグリ監督が希望するポグバ選手やディ・マリア選手の獲得に動いています。

 “よほどのこと” がない限り、アッレグリ監督がユベントスを離れる決断をすることはないでしょう。

 

 アッレグリ監督が翻意して PSG の新指揮官に就任した場合でも、“現時点であれば” ユベントスが被る影響は最小限で済むと考えられます。

 ユベントスがアッレグリ監督の意向を受けて獲得に向けて動いているポグバ選手やディ・マリア選手は誰がユベントスの指揮官になっても必要となる「チーム編成上の事情」があるからです。

 したがって、クラブ側がすべきなのは「アッレグリ監督が翻意した際の後任監督候補の絞り込み」になります。その際の備えをしておく意味はあるでしょう。

 

 アッレグリ監督は「最高峰のチーム力を維持すること」に長けた指揮官ですが、「さらなる飛躍が期待される若手有望株を伸ばすことでチーム力を伸ばすこと」で評価を高めた指導者ではありません。

 ユベントスはチームを取り巻く経営環境が『後者』を必要としているだけに “次の指揮官” に向けた布石を上手く打つことができるのかに注目です。