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ユベントス復帰後のポグバのポジションは慣れ親しんだ左インサイドハーフ?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』はユベントスが再獲得を目指すポグバ選手が復帰した場合、ポジションは「メッザーラ(=インサイドハーフ)」になると予想しています。少なくとも序盤戦は “メッザーラ” での起用が中心となるでしょう。

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 ポグバ選手のために3選手で中盤 MF 陣を構成すると目されている理由は「(4-2-3-1 など)ダブルボランチが中心だったマンチェスター・ユナイテッドで本領発揮とはならなかったから」です。

 過去にアッレグリ監督は「ポグバの能力が最も発揮されるのはインサイドハーフ」と言及しており、ポグバ選手を “プロジェクトの中心” に据えるのであればポジションを作ることでしょう。

 『選手の配置』に重点を置くタイプのアッレグリ監督ですから、2022/23 シーズンの序盤戦は「ポグバ選手を左インサイドハーフで起用してどのぐらいのプレーができるのか」を見定めることになると予想されます。

 

 ちなみにポグバ選手を『3センターの左』で起用する大きなメリットは「ヴラホビッチ選手との連携」です。

 “左利き” のヴラホビッチ選手は(相手 DF を背負った状態で)ポストプレーをする際、左サイドに展開する方が容易です。この時にポグバ選手が左インサイドハーフの位置から素早くサポートに入ることでボールキープの確率が高まることでしょう。

 逆に “右利き” のポグバ選手が(左インサイドハーフの主戦レーンで)ポストプレーをする際は中央への展開が身体の向き的には容易になります。この場合は DF ラインの裏にボールを送ることでヴラホビッチ選手が反応することでしょう。

 「ヴラホビッチとラビオのホットラインが機能した」とは言い難いシーズンだったため、ポグバ選手とヴラホビッチ選手との組み合わせでクオリティーを改善できる可能性があるなら賭ける価値はあると思われます。

 

 ただし、3センターでの中盤 MF 陣はスタミナが要求されます。コンディション不良のポグバ選手では守備時に “穴” が生じることになるため、見極めが重要になるでしょう。アッレグリ監督が戦術的な上乗せをすることができるのかに注目です。