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ファジョーリがユベントスと契約延長交渉、焦点は 2022/23 シーズンの所属クラブ

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスとファジョーリ選手が契約延長交渉を行っているとのことです。「来季以降の所属先クラブを含む育成プラン」が交渉妥結の鍵となるでしょう。

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 ファジョーリ選手は2001年2月生まれの21歳。2021/22 シーズンはセリエBのクレモネーゼに期限付き移籍をし、ペッキア監督の下でチームをセリエAに昇格させた主力の1人として評価を高めました。

 ファジョーリ選手のユベントスとの現行契約は2023年夏まで。来季(= 2022/23 シーズン)はセリエAのクラブでプレーする可能性が高く、契約満了による若手有望株の流出は避けたいところでしょう。

 

 まず、ユベントスはファジョーリ選手に『契約延長』を打診するはずです。セリエBの最優秀若手選手であり、クラブ内育成選手の要件を満たす選手を今夏に現金化するメリットが少ないからです。

 一方のファジョーリ選手側は「プライオリティー次第」でしょう。

 選手は「ユベントスでプレーしたい」との希望を持っていると報じられていますが、「2022/23 シーズンのユベントスでプレーしたいのか」で扱いが変わって来ると思われます。

 中盤 MF 陣は2023年に満了するラビオ選手やラムジー選手が在籍しているため登録枠が空く保証はありません。そのため、クラブとしては「セリエAでの実績とクラブ内育成枠を兼ね備えて2023年夏に加わって欲しい」と考えているはずです。

 しかし、ファジョーリ選手が「2022/23 シーズンの登録枠に入れて欲しい」と固執するなら、契約延長交渉そのものが決裂する結果を招くことになると思われます。

 

 若手有望株として大きな期待が寄せられているファジョーリ選手の去就がどのような形で落ち着くのかに注目です。