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「去就の岐路に立つラビオ」とガゼッタ・デッロ・スポルトが報じる

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』が「ポグバ選手の加入で去就が岐路に立つラビオ」と報じています。ただ、ラビオ選手は現行契約が今夏で残り1年となるため、ポグバ選手の加入に関係なく去就の岐路に立つことになります。

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 ラビオ選手の去就が岐路に立つ理由は以下の2つです。

  • 1995年4月生まれの27歳
  • 今夏の時点で現行契約が残り1年

 選手にとっては「好条件の複数年契約を引き出すラストチャンス」であり、クラブ側は「ラビオ選手の売却益を得るラストチャンス」なのです。“コロナ前” でも去就が注目されたことでしょう。

 ポグバ選手のユベントス復帰が起きないことが確定してとしても、『ラビオ選手の去就報道』が収束する決定打にはなり得ないと考えられます。

 

 ユベントスはポグバ選手を獲得できた場合、「ラビオ選手を適正価格で売却すること」に合意するでしょう。フリーで獲得した選手であるため、移籍先となるクラブへの要求額は高くはならないはずです。

 今夏にラビオ選手の移籍が決定しなかった場合は「契約満了によるフリーでの退団」が有力です。これは「代理人が今夏より手数料収入を得やすいこと」と「ユベントスからの契約延長は減給が予想されること」が理由です。

 フランス色を強める方向での補強が予想される PSG への復帰が現実にならない限り、現状ではラビオ選手(や代理人)を納得させるオファーが届く可能性は低いと思われます。

 

 現行契約が残り1年となった選手が去就の岐路に立っていると見なされるのは驚くことではありません。ただ、大多数のクラブは多額の移籍金を捻出することに慎重になっているため、契約満了となる中堅選手が増えることになるでしょう。

 移籍市場での資金の使い方が変わりつつある中でユベントスのフロント陣が良い取引をすることができるのかに注目です。